かつてダビングにおいて主流だったMDが他のメディアに変わり、MDが再生できるオーディオ機器も減ってきました。
今では逆にMDからCDに焼き直すサービスが出てきました。
MDをCDにダビングするとどのようなメリットがあるのでしょうか。

・MDがかつて主流だった理由

MDにはCD世代がCD同様の操作性とそれ以上の利便性がありました。
カセットテープと違い、頭出しの必要が無く素早い選曲が可能でした。
更に、MDはディスクがカートリッジに入っているので汚れや傷の心配がありません。
カセットテープと違い磁気テープの伸び縮みなどもなく、磁気の影響も受けにくいです。
携帯性においても非常に優れており、体積比がカセットテープの4分の1ほどなので気軽に持ち出すことが出来ました。
再生時の音飛びについても非常に強く、振動による音飛びを回避できるメリットもありました。
しかし、これだけ高機能を持ったMDでも、さらに携帯性に富んだSDカードなどの登場によって次第にメディアとしての評価が下がっていってしまったのです。
メディアとしての価値が下がってしまうと、再生オーディオもそれに着目することなく、現在の主流であるものを中心に作られるようになっていきました。

・MDをCDにダビングするメリット

かつてダビングの主役だったMDは他のメディアにとってかわられ、再生できるオーディオ機器も少なくなってきました。
再生できないMDをダビングするとしたらやはりCDでしょう。
今、人気が出てきているダビングサービスではMDに収録されたトラックを注文に応じて編集してくれて、最初や最後の無音部分もカットしてくれます。
必要に応じてノイズの軽減も行ってくれますので、高い品質を維持したままCD化することが可能なのです。
CDであれば再生可能なオーディオが現在でも沢山ありますし、CDから各種メディアへのダビングも可能です。
CD化するメリットはその使用用途の幅広さでしょう。以下お役立ちサイトを紹介します。